(有)ロイヤル工業
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サイデングの種類・特徴を身につけよう
日本の住宅に使用されている外壁材の
シェア率は、1位窯業系サイディング
約70%、2位モルタル壁約13%、
3位金属系サイディング約9%です。
つまりサイディング外壁というくくりでは
約80%のシェアを占めています。
※リフォーム産業新聞社調べ。
これほどまでにサイディング外壁が
選ばれるのには理由があります。
1.工場で製造される為
品質が安定している。
2.木目調・ストライプ柄・レンガ風
タイル柄などデザインが豊富。
3.施工が簡単な為、工期の短縮
施工費の削減に繋がる。
4.重量が軽く、耐震性に優れている。
日本で最も多く使われているのは
この窯業系(ようぎょうけい)
サイディングボードです。
窯業系サイディングボードはセメントに
砂、砂利、水を混ぜるとコンクリートが
出来ますが、
窯業系サイディングボードの場合
セメントに繊維質、混和剤を混ぜて
窯で焼き上げるのです。
繊維質が入る事によって、石や砂利にはない
強度が生まれ、混和剤が入る事によって
コンクリートにはない
軽さが生まれます。
窯業系サイディングボードの最大の特徴は
模様の多様性です。加工しやすいので
タイル風、レンガ風、西洋風など
様々な模様があります。
窯業系サイディングボードのメーカーは、
ニチハ、ケイミュー(セラディールなど)
旭トステム、中越テック
ウベボードなどがあります。
金属系サイディングは、主な成分が
金属のサイディングボードです。
金属が凹凸に加工され
(エンボス加工)その裏側に
断熱材をつけた物が
金属系サイディングボードを使った
外壁となります。
金属にはアルミやスチールが使われています。
主な金属が何であるかで、金額が変わります。
一般的にアルミはスチールより高額です。
アルミニウム・亜鉛合金などを
組み合わせたものが有名な
ガルバリウム銅板です。
金属系サイディングボードの長所は金属板なので
窯業系やモルタルなどに比べて
重量が圧倒的に軽いです
(窯業系などはコンクリートが多いので重い)
注意しましょう。
悪徳業者に「金属系サイディングボードは
メンテナンスはほとんど不要の
メンテナンスフリー素材です」と
悪徳業者に言われたりしています。
金属ですので、放ったらかしにして
おくと当然錆びます。
表面の塗装はどうしても塗料なので劣化します。
メンテナンスの時には、使われている
サイディングも多種多様な製品がありますので
建設したハウスメーカーや製品製造者などに
確認した上で施工致します。塗装にも
日本ペイント「パーフェクトトップ」
関西ペイントの「セラMレタン」などの
水性塗料を使用します。
金属系のサンディングボードの
メーカーとしては
アイジー工業・東邦シートフレーム
YKKAP・チューオーなどがあります。
樹脂系のサイディングボードには、
塩化ビニールなどの樹脂を使用しています。樹脂とはいうもののペットボトルのような
プラスチックとは違い、非常に強度が
強いものとなります。
水道用のパイプなど強度と
安全性を必要とする場所などに
使用される素材です。
塩化ビニールをベースにした
サイディングボードは、
「腐食しづらい、クラックが発生しづらい、
燃えづらい」と家の外装材としては
非常に良い性質があります。
サイディングボードそのものに
色が付いているので
塗装の必要がないというのも
大きな特徴の一つです。
30年という長い保証を付けている
メーカーもあるほど耐久性は高いです。
アメリカやカナダでは50年以上の
長い歴史を持っており
現地では金属サイディングボードよりも
こちらの方が普及しています。
しかし日本ではまだまだ普及していません。
メーカーとしてはゼオン化成
信越ポリマーなどがあります。
外壁材
エコアマド
サイディング画像
サイディングの各部分の劣化の状態
サイディング自体の状態
割れていないか(特にクギ部分)
サイディングがずれていたり
反っていたりしないか。
塗装の状態
触ると白い粉が付かないか
(白亜化、チョーキング現象)
汚れが落ちにくくなっていないか。
コケや藻が生えてしまっていないか。
塗装がはがれてしまっていないか。
コーキング部分の状態
切れ目が入っていないか。
割れてしまっていないか。
両端、もしくは片側がサイディングから
離れてしまっていないか。
サイディングの塗装・コーキングの
メンテナンスサイクル
サイディングボードは塗装された状態で工場から
出荷されていますが実は塗料で保護する為の
加工がなされているのです。
サイディングボード自体の寿命と
塗られた塗料の寿命
そして目地部分のコーキングのそれぞれの
メンテナンスの時期を覚えておきましょう。
サイディングボードのメンテナンス
サイクルは以下の通りです。
経過年数 | ~5年 | ~10年 | ~15年 | ~20年 | ~25年 | ~30年 |
サイディング
コーキング
モルタル (参考) | 様子見 塗装 塗装または
様子見 部分的な打ち替え 全体の 打ち替え 1回目塗装 2回目塗装 3回目塗装
|
モルタルは塗料のグレードによる違いはあれ
単純に8~10年ごとに再塗装を行います。
メンテナンスに関してサイディングとモルタルとの
一番の違いは
目地(サイディングとサイディングの境目)に
入っているコーキング剤もサイディング
そのものと一緒に劣化すると
コーキングはさらにデリケートなので
定期的に様子を見ていく
必要があるという事です。
始めの5年ほどは様子を見るだけですが
5~10年の期間で家全体を
点検する方が良いでしょう。
ALCとは気泡コンクリートと呼ばれ
セメントの中にスポンジ状の気泡を
入れて軽量化を測ったコンクリートです。
①軽量である
②耐火性が高い
③遮音性が高いなどから多くの
建築物に使用されている。
多孔質(カスカス)である為
塗装しなければ防水性はゼロであり
塗料には弾性塗料でウレタン樹脂か
シリコン樹脂で下塗り塗料には
微弾性フィラーを塗装する。
セメントモルタルを指し
セメント・砂・水を
練り混ぜたもので、左官材料として
広く利用されている。表面が硬くて
強度が大きいが、乾燥による
収縮亀裂が入り易い。
外装工事の仕事には
次の8職種の業者が必要ですが
①足場業者
②板金業者(サイディング・水切り板金工事)
③大工(下地・造作工事)
⑤サッシ業者(窓まわり工事)
⑥コーキング業者(窓まわり・目地工事)
⑦防水業者(ベランダ・屋上防水工事)
⑧塗装業者
ロイヤル工業はこれらの工事を一手に
(ワンストップで)お引き受けします!
商 品 名 | メーカー | 工事金額 | メーカー保証 | |||
25坪 | 30坪 | 35坪 | 40坪 | |||
鋼板縦貼り | 800,000円 | |||||
鋼板 タイル調 | 900,000円 | |||||
アルミ サイディング | 1,200,000円 | |||||
足場仮設費は含んでいません。
コーキングはサイディング間の目地部分に
入れる柔らかいゴムの様な物で
サイディングボードが多少動いても
反ってもコーキングが動いてくれます。
特に窯業サイディングや
金属サイディングにとって
重要な役目を果たす素材です。
コーキングにも様々な種類があります。
サイディングの場合に一番適しているは
変性シリコン系(ノンブリードタイプ)の
コーキング剤です。
コーキングが劣化して断裂してボロボロに
なると、そこから雨水や汚れがサイディングの
内側に入り、家ごと劣化させるので
注視しておかなければなりません。
状態によっては随時メンテナンスの
必要があります。
メンテナンスの方法として
①今あるコーキング剤を全て(完全に)除去して
新しいコーキング剤を注入する「打ち替え」
②表面を劣化した表面を切り取って上から
被せてしまう「増し打ち」があります。
「増し打ち」の工事費用は平米当たり
800~1200円です。
「打ち替え」は平べ当たり
1000~1800円位です。
全面改修か部分改修で良いかは
劣化具合で検討します。